新型コロナウイルス🦠ワクチンの副反応として局所反応と全身反応があります。またまれに起こる重篤な副反応として、アナフィラキシーがあります。

局所反応とは、接種部位の痛み、腫れ、発赤、接種した側の脇の下のリンパ節の腫れのことです。その内の少なくとも1つが90%の⽅で出現しますが、ほとんどの症状が1 週間以内に消失します。

全身反応とは、発熱、倦怠感、頭痛、寒気、筋肉痛、関節痛など注射部位とは離れた部位にでる症状です。これらも少なくとも1つは80%の⽅に出現します。2 回⽬の接種や若い⽅の接種で起こる傾向があります。しかし、これらもほとんどの症状が1 週間以内に消失します。

アナフィラキシーとは、強いアレルギー反応を起こすもので、多くは接種後15 分以内に出現します。その発⽣頻度は10万人に1人程度で、過去にアナフィラキシーの既往歴がある方に多いと言われています。