「飛沫」とは水分で覆われている5μm以上の粒子、「飛沫核」とは水分を含まない5μm未満の粒子、「エアロゾル」とは水分を含む0.001μmから100μmの粒子です。

「エアロゾル感染」とは元来、気管挿管や吸引などの処置時に発生する大量のエアロゾルによる感染を指していました。

しかしコロナ禍に入り、「エアロゾル感染」とは「飛沫感染」のことを指していたり、「飛沫核(空気)感染」のことを指しているものもあり、文脈で判断しなければならない用語でした。

新型コロナウイルスは、「飛沫感染」するが、いわゆる「飛沫核(空気)感染」はしないとされています。しかし飛沫より小さい、5μm以下のエアロゾルは、軽いためにすぐには地面に落下せず、しばらくの間、空気中を漂い続けます。いわゆる三密の状態ではこれを口から吸いこむことにより感染する可能性が示唆されています。

最近はこの部分を、「エアロゾル感染」や「マイクロ飛沫感染」と言っている場合が多いと思います🤔。