ファイザー🇺🇸社製、新型コロナウイルス🦠ワクチン「コミナティ」は1瓶0.45ml入っており、1.8 mlの生理食塩水を加えて2.25mlにします。各患者に与える注射量💉は0.3mlですので、デッドスペースが少ないインスリン用の注射器💉を使用すれば7回採取が可能です。

しかし国内で通常、使用されている接種用針と注射器💉では5回分しかとれないのでは?と話題になっていました。

現在、医療従事者様の優先接種として、厚労省から基本型接種施設(小牧市民病院)経由で、週1回10バイアルのワクチンと、きっちり60回分の針と注射器💉が送られてきます。届いた針はLOW DEAD SPACEものですが、注射器💉はいつも使用しているテルモの普通の注射器💉です。

実際に実行してみると余裕を持って6回分とれます。6回分とった後、0.2ml以上余っています。

よって2バイアルから13回分接種可能になりますが、送られてきた針はきっちり60回分でしたので、言われた通り1バイアルから6回分とり、接種しています。

ファイザー社の新型コロナウイルス🦠ワクチン「コミナティ」は、当初の1瓶5回分から6回分に変えました。このことは現場で特殊な注射器を使えば1瓶当たり6回接種できることが判明し、ワクチンを無駄にしたくないという現場からの声を受けたと言われています。

ワクチンが余らないように本気で工夫するなら、2バイアルから13回分接種することも検討すべきです。

このことも当院でワクチン接種を実際行っている看護師からの声です。ワクチン1バイアルからとれる量は、5回分なのか、6回分なのか、はたまた7回分なのかは、実際、施行している現場からの意見を元に検討すべきです。

このことは現在、私が調べた限りネット上でも言われていないことですので、報告させて頂きました。