先日ワクチン大臣から、公務員に対して、接種時や副反応が生じた場合は「ワクチン休暇」が取れることが発表されました。ワクチン大臣はこれまで、民間企業に対しても接種時の従業員の休暇取得などを要請していました。
今回の発表は、副反応が生じた場合まで範囲が拡がった感じがします。しかし、接種は接種後の経過観察も含めて30分で終わります。副反応は翌日に多いので、「ワクチン休暇」はむしろ接種翌日の体調不良者に与えるべきです。
当院では2回目の接種は、なるべく翌日休みになるようにバラして接種を行ったため何とかなりましたが、実際、約半数のスタッフが翌日37.5℃以上の発熱🥵を認めました。
当院では昨年のコロナ禍に入ってから、体調不良者には、有給休暇とは別にコロナ休暇を与えています。
今後はしばらく高齢者接種が続くため「ワクチン休暇」の必要性は語られことは少なくなるかもしれませんが、一般の方々のワクチン接種が始まるまでに、きちんと「ワクチン休暇」の定義を決めておくべきです🤔。