コロナワクチンの注射ミスに関するニュースが連日、報告されます。
生理食塩水(低濃度ワクチン)、ワクチン原液、今度は空気注射でした。
以前のブログで、生理食塩水誤注射は有り得る、ワクチン原液は有り得ない(恐らくファイザー🇺🇸社製のワクチンは希釈の必要があることを知らなかった)と書きましたが、空気誤注射は有り得ると思います。
その理由は、下記の記事に隠されています。
集団接種会場で歯科医師が誤って空の注射を80代女性に打ち、空気0・3ミリリットルを注射した。圧力がなかったため歯科医師がすぐに誤りに気づき、改めてワクチンを注射した。歯科医師は、看護師不足による市の協力要請に応じた最初の一人で、この日が初めてだった。注射器には薬剤師がワクチンを入れて点検しているが、点検後のトレーに誤って空のものが置かれていたとみられる。
この記事では、歯科医師に問題があったようにも読めますが、問題があったのはワクチンを用意した薬剤師だと思います。
少し分かりにくいかもしれませんが、ワクチン原液の入ったバイアル(瓶)を希釈したり、5回ないし6回の注射器に分けるには吸う量と同量の空気を注入しながら用意していきます。その過程で空気のみの注射器ができてしまう可能性があります。
これは全ての誤注射に言えることですが、自分が作っていない注射液を注入するのは危険がつきまといます☹️。