コロナワクチン接種前の予診時に「頭痛・発熱🥵等の副反応が起こったら、飲み慣れている解熱鎮痛剤を内服して頂いて良いです。」とお話ししています。
予防的にカロナール(アセトアミノフェンの商品名)を処方している施設もあるようですが、厳密に言うと解熱鎮痛剤の予防投与は保険医療から逸脱しています。
また接種者が初診の場合、初診料及び処方料、さらに薬局では薬代まで発生してしまい、直接薬局で市販薬を買って頂く方が安上がりになります。
当院では原則的に、飲み慣れている解熱鎮痛剤がない場合は、薬局で買って下さいとお話しています。
現に私の義母も2回目の接種で発熱し、薬局で市販の解熱鎮痛剤を買ってもらいました。
市販されているアセトアミノフェンには、タイレノールA、バファリンルナなどがあります。
当院でアセトアミノフェンを処方する場合は、1回カロナール(200mg)2錠または(500mg)1錠で処方していますが、タイレノールAは1錠300mg、バファリンルナは1錠100mgです。
アセトアミノフェンは比較的、副作用が少ないですが、人によって肝機能障害を起こすことがあるため、市販のアセトアミノフェンは用量が低く抑えられているのだと思います🤔。