愛知県の大村秀章知事から、住民接種に使われる新型コロナウイルスの米ファイザー製ワクチンの7月供給量が、各市町村の希望の半分程度しか予定されていないとの発表がありました。早期供給を国に求めるとともに、米モデルナ製を使う大規模接種の実施検討を市町村に求めました。
翌日、河野ワクチン担当から、勢い良く発表された職域接種の申請を25日午後5時で一時休止すると発表されました。米モデルナ製ワクチンが不足しそうだとのことです。
ワクチンの供給は不安定です。打てるチャンスが有れば早めに打っておくべきです。
ファイザー製のワクチンは1瓶から6回分とれます。当院ではキャンセルがあった場合、クリニックに出入りしている業者に声かけし、余剰分のワクチンを打って頂いています。
1回目を接種すると2回目も予定しなければならないので、余剰ワクチンは永遠のスパイラルに入ります。
声かけ後、喜んで接種予定されても、上司からの「高齢者がまだ終わっていないのに何事か!」や「職域接種があるから待て!」との意見で、日和ってしまう方もいます。
少し勘違いをしている方が多いので、あえて言います。
「今回のmRNAワクチンは軽度のものも含めれば、必ず副反応がありますが、効果は高いです。ワクチン接種を打ちたく無い人を守るためにも、ワクチン接種して下さい。多分、上司はあなたを守る力は無いと思います。」