私は小牧市民病院勤務時代、移植医療にも携わっていました。

河野太郎さんは肝硬変を患った父親の生体肝移植のドナーとなり、自分の肝臓の一部を父親に与えました。

多分そのことがきっかけで、移植医療に興味を持たれるようになり、脳死ドナーを可能にする臓器移植法の改正を超党派で成し遂げられました。

以前よく出演されていた「朝まで生テレビ」でも、保身に走らず歯切れの良い発言をされていました。

その頃は自民党の中で中心人物ではなかったようですが、私は応援していました。

近年、外務大臣、防衛大臣を歴任されるようになり「どうなるか?」と思い見ていましたが、相変わらずリスクを負ってはっきりとした決断をされていました。

ワクチン大臣になり、「キャンセルなどでワクチンが余った場合は廃棄されないよう、現場の対応で打っていただきたい。難しいことは特に何もないと思う。」の発言には痺れたものでした。

しかし、最近のワクチン不足に関する発言はどう考えてもブレブレです。

「何故そうなっているのだろう?」と思いながら注視していました。