ワクチン接種記録システム(VRS)と呼ばれるシステムは接種券に印刷されたバーコードを、専用のタブレット端末で読み取り、誰が、いつ、どこでどのワクチンを接種したかその場で登録できます。

河野ワクチン大臣はVRSのタブレット端末を操作し、接種を受けに来た人の氏名や会場、回数などを数秒で認識していることに「速い。作業がたまらないで入力でき、簡単だ」とデジタルの技術に感心されていました。

国は自治体や医療機関に対し専用端末の配布をし、接種の状況を全国規模で素早く把握できるよう計画をたてました。

しかし多くの自治体で、医療機関にはワクチン接種に集中させる目的で、自治体がVRS入力を受け持つことになりました。

ワクチン接種の費用を請求する場合、接種翌月10日までにワクチン接種券付予診票を市町村に送ることによって支払いが行われます。その時点でVRSに登録していたら、接種状況の把握は1ヶ月以上先になります。

よって自治体は、医療機関から接種券付予診票をなるべく早く回収しなれればならなくなりました。

この部分が非常にアナログでした😭。