以前のブログでお話ししたとおり、医療従事者のワクチン接種券は、V-SYS(ワクチン接種円滑化システム)で作ります。

一方、高齢者を含めた一般の接種券は各自治体が作り、VRS(ワクチン接種記録システム)に入力する仕組みになっています。

V-SYSとVRSはシステム連携していないので、医療従事者は接種券が計4枚送られてきます。

これらの接種券で、長野県や沖縄県で、医療従事者の3回目のブースター接種が行われたニュースが飛び込んできました。

ブースター接種を受けた理由は「抗体の減少を心配した」や「3回目の接種が認められていないとは知らなかった」などの、すっとぼけたものでした。

日本で(恐らく)最初にブースター接種を受けたおじいちゃんは4回ワクチン接種を受けましたが、今回はVRS入力遅れが改善された影響か、3回目ワクチンでバレました。

システムを作った時には、デルタ株のブレイクスルー感染や、コロナワクチンブースター接種は想定できていなかったと思います。

これらのことは、今後も起こってくると考えられますので、早急なルール作りが必要と考えます😅。