モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンに異物が混入していた問題で、異物はステンレススチールと判明しました。

製造を担っているスペインの製薬企業「ロビ」社の製造設備で、金属部品の設置不具合により摩擦がおき、破片が混入した可能性が高いとされています。

一方、ファイザー製のワクチンを使用した集団接種でも、異物らしき物が見付かった件は、ワクチンのバイアル(瓶)のふたの一部が注射針で削られる「コアリング」と断定されました

容器内のワクチンを注射器に充塡(じゅうてん)する際、容器のふたをするゴム栓に対して容器内のワクチンを注射器に充塡する際、容器のふたをするゴム栓に対して斜めに針を刺すと、先端の短い部分にあたる「あご」で栓の一部が削り取られるコアリングという現象が起こります。

刺しながら針を回転させても起こり、何度も刺し直すと危険性が高まります。

当院のコロナワクチン接種はファイザー製を使用していますが「コアリング」は当然、起こり得ます。

心配になり、当院の看護師に確認しました。

当院の看護師は小牧市市民病院の外来、病棟、手術室でトレーニングされていた看護師です。

新人時代から「コアリング」が起こらないように、針は直角に刺すようにしていますとのことです。

またゴム栓の穴がが大きくならないように、18ゲージ(太い針)を使用しないようにしていること、細い針でも同じ箇所を刺さないようにしているとのことでした。

優秀な看護師に恵まれて、幸せです😭。