モデルナ社は9月9日、新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの混合ワクチンを開発中と発表した。

このワクチンが完成すれば、新型コロナの追加接種と季節性インフルエンザのワクチン接種を1回で済ませられるようになるということです。

それぞれのウイルス表面にある突起を作る遺伝物質が主成分で、インフルエンザについては4種類のウイルス株に対応しているとされています。

混合ワクチンを巡っては、ノババックス社も臨床試験を豪州で始めたと、9月8日に発表しています。

ところで、今年はインフルエンザ感染はどうなるのでしょうか?

2020年秋から2021年春のインフルエンザ感染は、3密回避、マスク着用、手洗いなどにより、激減しました。

今年のインフルエンザワクチンの需要が不明なこと、供給も不安定であるとの理由で、9月3日、当院のインフルエンザ予防接種は中止するとホームページで発表しました。

しかしコロナ禍に入ってから、スピード感を持ったトライアンドエラーが重要になってきています。

インフルエンザワクチンの需要が高まった場合、接種開始するかもしれません😉。