厚労省は、新型コロナウイルスワクチンの3回目の追加接種について、2回目の接種が終わってから8カ月後の実施を軸に検討していることが判明しました。

政府は11月初めごろまでに希望する人への2回接種の完了を目指しており、3回目を実施するならその後になる見通しです。

海外では3回目接種は既に始まっており、イスラエルは2回目接種から少なくとも5カ月後、米国は8カ月後という方針を示しています。

要は、アメリカに右ならえです。

ここで、素朴な疑問があります。

アメリカではブレイクスルー感染を含むコロナ感染再拡大のため、急遽、遅らせながら3回目の接種を開始しました。

一方、日本のワクチン接種は驚異的なスピードで進み、接種率はアメリカを抜いてしまいました。

ワクチン接種による効果は、抗体による液性免疫だけでなく、ウイルスに感染した細胞を攻撃するキラーT細胞などの免疫細胞による細胞性免疫があるものの、接種3カ月で抗体価が約4分の1に減ったという研究結果があります。

ワクチン3回目の早期の副反応は2回目と同等またはそれ以下です。中長期の副反応は誰にも分かりません。

この状況で何故、アメリカに見習って3回目のワクチン接種を8ヶ月待たなくてはならないのでしょうか😮‍💨?