以前のブログ(4/5, 4/7)で述べさせて頂きましたが、日本ではインフルエンザワクチンを始め、ワクチンは原則皮下注射ですが、海外ではワクチンの多くが筋肉注射で行われています。

日本で筋肉注射が避けられているのには、1970年代に行われた抗菌薬や解熱薬を何度も大量に筋肉注射したために起こった「大腿四頭筋拘縮症」という副作用が影響いていると言われています。

ワクチンの筋肉注射ではそのような副作用は起こる可能性は低いと考えられます。

一方、筋肉注射の利点として以下があげられます。

  1. 皮下注射より筋肉注射の方が、局所の反応(痛み、腫れなど)が少ないこと。
  2. 筋肉の中は血流が豊富で免疫細胞も多く、免疫の活性化が起きやすいこと。

日本ではもともと国民の間にワクチン忌避が根強くあり、メディアもそれをあおるような報道をしてきため、ワクチン開発及び事業に関して、世界のガラパゴス化しています。

意地を張らないで、世界基準を意識すべきです。

インフルエンザワクチンもコロナ同様「筋肉注射」にすべきだと思います🤔。