新型コロナウイルスに感染した経験のある人がワクチンを2回接種した場合、感染経験のない2回接種者に比べて感染予防効果が高まる傾向にあるとの報告がありました。
120万件以上の検査結果を分析したところ、アストラゼネカ製ワクチンを2回接種した人の感染予防率は71%でしたが、過去に感染した人に限ると90%に上昇しました。
ファイザー製ワクチンの場合、2回接種者の予防率は80%で、感染経験者では94%でした。
一方、ワクチンを接種していない感染経験者では、65%の抑制効果しかありませんでした。
「過去に感染した人に対しても、ワクチン接種の必要性を訴える強い証拠となる」と指摘されています。
厚生省は最初からコロナ感染した人にも2回接種を勧めていましたが、ワクチン接種は1回でも良いのでは?という意見も以前ありました。
デルタ株によるブレイクスルー感染、ワクチン3回目接種も決まってきています。
コロナ感染した人の中で、ワクチン接種に躊躇していた方もいるかと思いますが、やはり2回接種受けた方が良さそうです🤔。