新型コロナウイルスのmRNAワクチンの有効率は90%以上といわれており、かなり優れたワクチンであるといえます。

一方、インフルエンザワクチンの有効率は50%前後とされており、大丈夫なのか?と一瞬考えてしまいます。

しかし有効率とはどういう意味なのでしょうか?

「ワクチン接種した100人中50人が発病しない」という意味だと思いがちですが、それは発病率です。

ワクチンの有効率50%とは以下のごとくです。

  • ワクチンを接種しなかった100人のうち50人がインフルエンザを発病(発病率50%)
  • ワクチンを接種した100人のうち25人がインフルエンザを発病(発病率25%)

ワクチン有効率={(50-25)/50}×100=50%

有効率とは、発病を減少させる割合なのです 。

よって、インフルエンザワクチンの有効率はコロナワクチンに比べて低いです。

インフルエンザワクチンの最も大きな効果は、重症化を予防することと考えて下さい🤔。