新型コロナウイルスのワクチンの3回目接種について、厚生労働省は11月22日をめどに接種券を対象者に届け、12月1日から追加接種を始められるよう準備を進めることを市町村などに通知しました。

2回目接種の完了から8カ月以上経った人が対象となります。

まずは今年3~4月中に接種を終えた医療従事者から始まります。

専門家でつくる厚労省の分科会が、科学的知見や海外の状況をみて正式な対象範囲を決めるようです。

医療従事者の後は高齢者の予定です。

高齢者は比較的副反応は少なく、3回目の接種は比較的抵抗なく受け入れられるかと思います。

しかし医療従事者、特に日本の若い女性の医療従事者は最も副反応の頻度が高く、3回目の接種に不安があると思います。

医療従事者は、自分のためでなく、周囲の人を守るために率先してワクチンを受けましょうとの号令で、接種が始まりました。

医療従事者のワクチン接種は義務ではないものの、かなりの圧のある推奨であったと思います。

当院のスタッフにも3回目の接種を受けて頂くことになりそうですが、ブログでもお話ししたとおり、当院のスタッフの副反応の頻度および重篤度はかなりのものであり、3回目の接種を説得する私も接種を受けるスタッフもかなりのストレスがあります。

3回目の接種を受け入れ易くなるために、厚労省から3回目接種の副反応は、2回目接種以下であるとの結果を広く知らせる努力や、抵抗がある方には、抗体検査を勧めることなどのアナウンスも必要かと思います🤔。