先日「引っ越しすると新型コロナワクチン3回目接種券が届かない?」との記事が、朝日新聞に掲載されていました。

3回目の接種は、2回目からおおむね8カ月以上経過した人を対象に12月から始まります。

国が導入したワクチン接種記録システム(VRS)のデータなどをもとに自治体が対象者を抽出し、接種券を発送します。

VRSは接種記録を一元管理するためのシステムで、マイナンバーと一緒に個人の接種記録が登録されており、登録データは各自治体が管理していいます。

別の自治体が本人の同意なしにデータを参照することは、マイナンバー法上できない仕組みになっており、そのため引っ越した人が転居の届け出をしただけでは、転入先の自治体が転出元で何回ワクチンを接種しているかを把握できないようです。

本人が申告するか、本人の同意を得て転出元に照会をかけるしかなく、申し出をしない人には接種券が届かなくなってしまいます。

これは、1回目接種前に引越した場合や、1回目接種後に引越した場合も、再発行の申請が必要なことと同様です。

ただし、これらの場合、引越し前の自治体から2回の接種券が既に送られている状態ですが、3回目の接種券は黙っていれば、送られなくなってしまいます。

現在は有事、パンデミックの状態です。

18歳以上の国民全てに3回目のワクチン接種を行う計画です。

マイナンバー法上どうのこうのとならない仕組みを早急に作るべきです🤔。