南アフリカなどで確認された、コロナウイルスの新たな変異株を、WHO(世界保健機関)は、「オミクロン株」と名付け、デルタ株などと同じ、懸念される変異株に指定しました。
「オミクロン株」についてはまだ十分に分かっていないことが多いのが現状です。
「オミクロン株」は、感染に関わるスパイクタンパク質に32カ所の変異が生じており、デルタ株よりもさらに感染性が強くなっている可能性があります。
空気感染を疑わせるのは、香港のケースです。
最初に「オミクロン株」が確認された南アフリカから到着した36歳の男性の、向かい側に隔離されたカナダから到着した62歳の男性に「オミクロン株」が検出され、空気感染を示唆するものだとされています。
「オミクロン株」は南アフリカなどのアフリカ諸国だけでなく、世界中に広がっている可能性があり、より広範囲の国に対する水際対策の強化が必要になりそうです🤔。