新型コロナウイルスワクチンを米ファイザーと共同開発した独ビオンテックの最高経営責任者は11月30日、既存ワクチンは新変異株「オミクロン株」感染に伴う重症化を防ぐ可能性が高く、新型ワクチンは「おそらく必要ない」と述べました。

一方、オミクロン株をめぐっては、米モデルナの最高経営責任者は、既存ワクチンの有効性は大きく下がるとの見方を示していていました。

主要ワクチンメーカーの間で見解が分かれた形です。

世界保健機関(WHO)は 「結論を出すのは時期尚早だ」とし、既存ワクチンの有効性の検証が終わるまで「数週間、我慢する必要がある」としています。

イスラエルで流れた最新のニュースによると、初期のデータではあるものの、今のところファイザー製の3回接種で、オミクロンの感染予防効果は、デルタに対する95%には劣るものの、90%と高い水準を保っており、重症予防効果は93%であったとのことです🤔。