国立感染症研究所は12月14日、性行為などでうつる梅毒について、今年の感染者報告数が7134人になったと発表しました。
これは、現在の集計が始まって以来、過去最多です。
報告数は2010年以降、徐々に増えており、これまでの最多は18年の7007人でした。
新型コロナウイルス流行でマスク装着などの対策が強化され、インフルエンザなど他の感染症が減少傾向にある中、高水準となっています。
東京都が2226人と最も多く、大阪府が761人、愛知県が379人です。
当院でも梅毒だけでなく、クラミジア、淋病、尖形コンジローマ、性器ヘルペス、性器カンジダなど性感染症が増えている印象があります。
梅毒は保健所に報告する義務がありますが、その他上記に挙げた性感染症は報告の義務がなく、正確なデータは不明です。
当クリニックは現在4年目で、年々全体の患者数も増えているため、本当にコロナ禍に入り性感染症が増えているのかは何とも言えません。
時間がとれたら、結果をまとめたいと思います🤔。
初めて泌尿器科医のブログっぽくなりました😭。