今回WHO(世界保健機関)は「オミクロン株」の症状について、デルタ株など、ほかの変異株との違いについて、新たな見解を示しました。
これまでのほかの変異株は、肺にまで達する特徴があり、重度の肺炎を引き起こすことがありました。
一方「オミクロン株」は、主に鼻やのどなど首から上の部分(呼吸器上気道)に感染し、肺炎にまで至らず、致命的にならないケースが多いとのことです。
つまり症状は軽症で、ほかの変異株と比べて、入院や死亡のリスクは低いという見解を示しました。
ただしこれらの調査は、南アフリカ共和国などの比較的、若年者が多い母集団での結果であり、超高齢化社会を迎えている日本に当てはまるかは不明です。
主に上気道感染で重症化リスクが低いのなら、ただの風邪🤧で、感染してから治療すればよいという考え方も出てくると思います。
しかし高齢者や基礎疾患を有する方にとっては、重症化するリスクは高く、若年者や無症状感染者も後遺症をもたらす可能性もあり、やはり感染しないことが重要と考えます🤔。