大阪府の吉村知事は1月11日、新型コロナウイルス「オミクロン株」の濃厚接触者について、国が「原則14日間」とする、隔離期間を「短くすべき」との考えを示しました。

新型コロナウイルスの潜伏期間(病原体に感染してから体に症状が出るまでの期間)は5-6日と言われ、最大14日という理由で、新型コロナウイルスの濃厚接触者の隔離期間を14日間としました。

しかし「オミクロン株」の最新の知見によると、潜伏期間は3日程度と言われています。

米国、英国がワクチン接種完了の場合は隔離不要、ドイツが原則隔離10日だが、検査で陰性となれば7日に短縮、さらにワクチン接種が14日前~2か月前、またはブースター接種が完了していれば隔離不要となっています。

感染者数の急増に伴って増える濃厚接触者の隔離が長期間に及べば、医療機関や高齢者施設、保育所、公共交通機関などで人手不足になり、社会インフラが止まる可能性があります。

どう考えても14日の隔離期間は長すぎると思いますが、短くすることの反対意見として「オミクロン株」以後の変異株の潜伏期間が長くなった場合を挙げている意見を目にしました。

その時は新たに隔離期間を長くすれば良いだけではないのか・・・?😅。