新型コロナウイルスの1日の新規感染が全国で7万人を超え、過去最多を更新しています。
岸田首相は1月24日、1、2回目と異なるワクチンを使う「交互接種」について「ペースアップのためにはモデルナ社製の活用が不可欠だ。私も2回目まではファイザー社製だったが、3回目はモデルナ社製を接種したい」と表明しました。
3回目接種を2回目までとは異なるワクチンを打つ「交互接種」により抗体価の上昇、つまり優位な免疫が得られる可能性があります(2021/12/13 (月)ブログ参照: コロナワクチン3回目接種「交互接種」で抗体増加!?)。
3回目ワクチン接種が、なかなか進まない理由として、余剰ワクチンはモデルナ製が多いにもかかわらず、ファイザー製のワクチン接種を望む人が多いことが挙げられます。
当院でも1/31(月)から、一般の方に対する3回目の個別接種が、ファイザー製ワクチンで始まりますが、既にモデルナ製のワクチン使用の打診を受けています。
ファイザー接種は1バイアル6人分ですが、モデルナ製の3回目は1バイアル15人分で設定されており、やはりクリニックでの個別接種では使いにくいことは否めません。
ただし実際にファイザー製が枯渇した場合には、個別接種でもモデルナ製を使用しなければならなくなるかもしれません🤔。