本日は昨日の話題の続きです。

1回目、2回目モデルナ社製ワクチンは1瓶10人分であるのにかかわらず、半量となる3回目は20人分でなく、15人分となった理由を検索していたところ、モデルナ社製ワクチンの販売を請け負っている武田薬品の「COVID-19ワクチンモデルナ筋注の接種上の注意を改訂及び販売名の変更のご案内」内に以下の記載を見つけました。

14. 適用上の注意 14.1.5

改訂前の「本剤の 1 バイアルに は10 回接種分の用量が充填されている。」が、「本剤の 1 バイアルには初回免疫の用量(1 回 0.5mL) として10 回接種分、追加免疫の用量(1 回 0.25mL) として20 回接種分の薬液が充填されている。ただし、使用する注射筒及び注射針によっては追加免疫の用量を 20 回採取できないことがある。1 回 0.25mL を 採取できない場合、残量は廃棄すること。また、栓へ の 20 回を超える穿刺は行わないこと。」に改訂されています。

要は、モデルナ社製ワクチンは注射針及び注射器の種類によって、注射針及び注射器内のデッドスペースの存在で、1瓶から0.25ml、20人分をとれない可能性があるということです。

多分、5の倍数が分かりやすいとの理由で、20人分から15人分になったのだと思います。

しかしファイザー社製ワクチンは1瓶5人分から始まり、限られたワクチンは大切に扱うべきだとの観点から、1瓶6人分となりました。

モデルナ社製ワクチンの3回目接種は、1瓶15人分では無駄がありすぎると思います。

ファイザー社製のワクチンで6の倍数は慣れているので、18人分でよいのでは?と思います🤔。