新型コロナウイルスワクチンの3回目接種に関して、モデルナ製ワクチンを使用する場合、1バイアルに初回接種10人分入っているのだから、半量となる3回目接種は20人分とれるに決まってると、河野前ワクチン大臣はマッチョな意見をおっしゃっていましたが( 2022/2/5 (土)ブログ参照: 河野前ワクチン大臣断言!「コロナワクチン3回目接種モデルナ製1瓶から20人分とれるに決まってる」)、18人分接種にはそれなりの利点があります。

まず純粋に、針・注射器の種類によって20回分採取は苦しくなる可能性はあることです(しかし19回分はとれると思われるが…😅)。

次に「あらかじめワクチン接種注射器に0.25mlより少し多く吸っておき、接種直前に0.25mlに合わせる」という、当院ナースが考案した空気誤注射予防法が使用できます(2021/8/6 (金)ブログ参照: コロナワクチン空気誤注射予防法を提唱します。)。

また、18人分接種は今まで慣れてきたファイザー製1バイアル6人接種の3倍数であり分かりやすいこと、想定外の接種希望者に対応し易いこと(2022/2/10 (木)ブログ参照: コロナワクチン「ファイザー製」初めて1瓶から7人分接種しました!)が挙げられます。

当院のモデルナ製ワクチンの個別接種は、3月7日から始まります。