イスラエルでは、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種を、昨年12月から、60歳以上の成人、医療従事者、免疫不全患者を対象に、3回目接種から4カ月以上経過したことを条件に開始しています。

イスラエルで行われた最初の調査では、4回目接種は新たな変異株「オミクロン株」の感染を防ぐ力が十分ではない可能性があると報告されました。

4回目の接種により、中和抗体は3回の接種後よりも増加するものの、4回目の接種を受けた後に感染する人は依然として多く、3回接種の場合よりわずかながら少ない数になっているとのことでした。

その後、4回目のワクチン接種を受けた場合、重症化を予防する効果が3倍に、感染を予防する効果が2倍になったという報告もありました。

また、アメリカCDC(疾病対策センター)が発表した分析では、3回の接種を終えた人での入院を防ぐ効果は、「オミクロン株」が主流になった時期で、接種から2か月以内の場合91%でしたが、4か月以上たつと78%に低下していたということです。

現在、日本では「オミクロン株」感染による若年者の重症化はかなり少ないですが、高齢者では持病の悪化や誤嚥性肺炎で死亡例も増えてきています。

3回目接種は完全に遅れてしまいました。

私は、国民全員ではないものの、ワクチン4回目接種は必要になってくると思います。

4回目は、これまでの失敗を活かして、どの層に、どの時期に接種するかを、きちんとシュミレーションすべきと考えます🤔。