塩野義製薬は3月4日、開発中の新型コロナウイルスワクチンについて3回目の接種用として、既存のワクチンと有効性、安全性とも劣らないことを発表しました。
米ファイザー製の2回接種から6カ月以上たった人を対象に、3回目でファイザー製と塩野義製のいずれかを投与しました。
3回目接種後29日経過した人の抗体量は、3回目もファイザー社製を接種した人は108.20でしたが、塩野義製を接種した人は126.42でした。
一方、塩野義製とファイザー製の副反応はそれぞれ、発熱が38・8%と59・2%、頭痛は25・2%と41・7%、倦怠感は43・7%と53・4%などで、いずれも発現頻度はファイザー製と同等または低いとの結果でした。
塩野義製薬は、5月以降、商用の供給を始められるよう薬事承認申請を行うことも視野に厚労省などと協議を進めると説明しています。
これでは3回目接種には間に合いません。
4回目接種には、なんとか国産製のワクチンが使用できるようになることを祈るしかありません🙏。