2022/2/11 (金)のブログ「コロナワクチン「ファイザー製1瓶7人分」最大の問題点とは?」でお話ししましたが、ファイザー製ワクチン1バイアルから7人分をとるために配布された「テルモFNシリンジ」は、インフルエンザワクチン接種などの皮下注射用のもの針が16mmしかありませんでした。

コロナワクチンは筋肉注射ですので、16mmでは体格の大きい人では筋肉内に届かない可能性があります。

つまり「テルモFNシリンジ」では、どうしても7人分接種が必要な時に、体格が小さい人を選んで投与しなければなりません。

一方、今回モデルナ製ワクチン接種用には、針植込み型ローデッドシリンジ「トップシリンジ MV」が配布されました。

「トップシリンジ MV」は、株式会社トップが厚労省からの要請をうけ、新型コロナウイルスワクチン接種用機器として製造販売承認を取得し、供給を開始したものです。

筋肉注射用の針として一般的な 25G×25mm の針管を有し、ファイザー製ワクチン1バイアルから7回分とれます。

ゆえにモデルナ製ワクチン1バイアルから、3回目接種20人分をとることができ、確実に筋肉内に注射することができます。

現在、小牧市はモデルナ製ワクチン1バイアルから20人分ではなく、18人分接種としています。

シリンジは余分に配布して頂いており、患者さんや出入り業者の方から突然の接種依頼に答えることもでき、助かっています😊。