アメリカの規制当局は、3月29日、ファイザーとモデルナの新型ウイルスワクチンの4回目の接種について、50歳以上の全ての成人に対する緊急使用を承認しました。

3回目の接種が終わってから4か月以上あける必要があるとしています。

また、免疫不全を抱える場合は、ファイザーは12歳以上、モデルナは18歳以上が対象となります。

このニュースには、驚きました。

アメリカ当局は4回目接種に関して、イスラエルやヨーロッパの国々ら接種に乗り出す国が出始めるなか、比較的慎重な構えを見せていました。

2月20日のCNNニュースでは、アメリカ当局は新型コロナウイルスワクチの必要性や実施時期について慎重に検討すべきであり、秋以降に推奨の可能性があるとしていました。

2022/3/16 (水)の院長ブログ「コロナワクチン3回目接種「3割超」アメリカ超え!」で述べさせていただきましたが、日本のワクチン政策は基本的にアメリカに追随した形で進められています。

アメリカでもオミクロン株BA.2(ステルスオミクロン)への置き換わりが進んでいています。

4回目接種の対象は、65歳以上の高齢者ではなく、50歳以上となっています。

新たな知見が得られたのかもしれません🤔。