岐阜県の民間医療機関で、日本脳炎ワクチンを接種するために来院した5歳の男児に、誤って成人向けの新型コロナワクチンを接種するミスについて、自戒の意味を込めて、本日も検討したいと思います。

男児に12歳以上用のワクチンを誤接種後、看護師の指摘を振り切って日本脳炎ワクチンの接種を行ってしまいましたが、冷静になった後、看護師の指摘があったことも含めて公表したことは、本当に反省しているのだと思います。

しかし医療で起こる事件は、とっさの判断が要する瞬間に生じます。

我々医師は研修医から先生扱いで、次第に一般の方より多くの報酬を頂けるようになり、看護師始め周囲の医療従事者の意見を聞かなくなっていくことがあります。

私も勤務時代「ちっぽけなプライド」のため周囲の意見を聞かず、患者さんに迷惑をかけたどころか、事件を起こしたこともあります。

とっさの判断を間違えないように、普段からのトレーニングが必要です。

私はクリニック開業後、リスク管理のために、常に周囲の意見を受け入れることを心掛けています。

昨日も「処方がない」「処方が足らない」「オーダーがない」「伝票がない」「エコー所見がない」など、多分10回以上、周囲から突っ込まれました😅。

なかなか捨てきれない「ちっぽけなプライド」が心に持ち上がった時、常に自分に言い聞かすアントニオ猪木さんの格言があります(本ブログ3回目😭)。

「かいてかいて恥かいて、裸になったら見えてくる、本当の自分が見えてくる。」