新型コロナウイルスワクチンの4回目接種について、厚労省は、自治体の判断で3回目接種を受けた全員に接種券を配ることを認め、5月10日付で全国の自治体に事務連絡を出しました。

重症化を防ぐ目的で実施する4回目接種の対象は、60歳以上の人、18~59歳で基礎疾患がある人、医師が重症化リスクが高いと認めた人です。

基礎疾患がある人を自治体は把握していないことが多く、接種に際して厚労省は本人の申し出に基づく方法を例示していましたが、人口が多い自治体を中心に、「一人ずつ対応していると事務作業が追いつかない」との声が上がっていました。

大阪市や横須賀市は、接種券を3回目接種を終えたすべての18歳以上の人に発送する予定と発表しています。

ここで気になるのは、対象の中の「医師が重症化リスクが高いと認めた人」です。

60歳以上になると急にコロナ感染重症化のリスクが高くなるのではなく、リスクはグラデーションです。

中長期の副反応が不明なmRNAワクチンの4回目接種を希望される人は、副反応のリスクを受け入れても、できるだけコロナ感染を避けたいと思っている人(例えば私😭)ですので、「医師が重症化リスクが高いと認めた人」の定義はあまり厳しくしないで欲しいです🥲。