後藤厚労大臣は、5月20日、屋外では周囲との距離が十分とれなくても、会話が少なければ、必ずしもマスク着用の必要はないとの見解を発表しました。

政府見解によると、屋外では、周囲と2メートル以上の距離が確保できなくても、会話をほとんど行わない場合は、マスクの着用は必要ないとしました。

具体的には、散歩やランニング、自転車での移動、家族など一緒に生活する人同士で過ごすといったケースです。

松野官房長官が、5月12日の記者会見で、新型コロくナウイルス対策のマスク着用をめぐり、屋外では「2メートル以上の距離を確保できている場合、外すことを推奨している」と説明した「2メートルルール」は撤廃した形です。

「2メートルルール」がそのままであったならば、屋外のマスクの撤廃は「かなり郊外でないと無理!」と突っ込まれるところであり、ぎりぎり間に合いました😅。

あと気になる点は「会話をほとんど行わない」の部分です。

家族など一緒に生活する人同士で過ごす人達は、家では当然マスクを外して普通に会話しているはずであり、空気の流れが良い屋外(人が見ている場所)で、急に「会話をほとんど行わない」のは矛盾があります。

長く続いたコロナ禍で、錯覚もあります。

一つ一つ検討し、錯覚を解除していく必要があります🤔。