5月20日に発表された新型コロナウイルス感染症対策の政府見解では、未就学児のマスク着用についても言及されました。
2歳未満については、引き続きマスク着用は推奨せず、2歳以上で就学前の子どもについても、一律にマスク着用を求めないとしました。
これはどういう意味かというと、未就学児はコロナワクチン接種を受けていませんから、脱マスクによってコロナ感染は増加するものの、重症化はしないので、通常の感染症と同様、自然感染によって免疫をつけましょうとのことです。
これまで未就学児のマスク着用は、高齢者を守るため、医療従事者などのエッセンシャルワーカーのコロナ感染を減少させることにより、医療崩壊を防ぐことを目的としていました。
つまり未就学児の「熱中症のリスク」「表情の交換ができないことによる社会性や情緒の発達の遅延の可能性」「感染すべき感染症に感染できる機会を奪っている可能性」(2022/5/18 (水): 院長ブログ「コロナ禍で「子ども脱マスク」3つの理由。」参照)を犠牲にしていたのです。
コロナ禍に入り感染対策していたためか、私は風邪症状は一度も経験しませんでしたが、娘が小さい頃には娘が感染した風邪をいちいちもらい、よく風邪をひいていたものです。
未就学児の孫を持つ高齢者は4回目のワクチン接種、親は3回目のワクチン接種は必須と考えます🤔。