5月23日、政府は6月にまとめる経済財政運営の指針「骨太の方針」に、マイナンバーカードと健康保険証の機能を併せ持つ「マイナ保険証」の利用を促すことにより、将来的には現行の健康保険証について「原則廃止を目指す」と明記する方向で検討に入ったとのニュースが流れました。
2023年度から、医療機関や薬局に「マイナ保険証」が利用できるシステムの導入を義務づけるとともに、24年度中には健保組合などの「保険者」が、引き続き現行の健康保険証を発行するかを選べる制度の導入を目指すことも骨太方針に盛り込む方針です。
健康保険証は現在、健保組合などにより紙やプラスチックカードで発行されていますが、昨年10月からは健康保険証としても使える「マイナ保険証」の導入が始まり、医療機関で専用の機械に読み取らせれば本人確認ができます。
しかし「マイナ保険証」を利用できる医療機関はまだ少なく、実際に患者が利用できる施設は約4万施設(19%)にとどまっており、マイナ保険証の普及のためにはハード面の整備が課題になっています。
当院では、昨年から「マイナ保険証」を利用できるようになりました。
新型コロナウイルスワクチン事業は、結局、紙ベースの自治体パワーで行われ、接種率も欧米諸国並みになりましたが、かなりのワクチン破棄が行われ、医療のコストは膨れ上がるばかりです。
マイナンバーと紐づいている「マイナ保険証」で一元化し、医療費の無駄を省く努力を続けないと、今後の医療費を支えてくれる若者に負担をかけるばかりです。
もっとスピードアップして進めなければならないと思います🤔。