新型コロナの新規感染者数が減少している中で、久しぶりにクラスターの話題を目にしました。

鹿児島県は伊佐市の医療機関、阿久根市と指宿市の高齢者施設のクラスター3件を明らかにしました。

クラスターは、医療機関が入院患者6人と職員10人、阿久根市の施設が入所者3人と職員2人、指宿市の施設が入所者4人と職員1人です。

また、以下の問題点が挙げられていました。

  1. 患者や入所者のマスク着用が不十分。
  2. 職員の介助時の手指消毒が徹底されていない。
  3. 咳などの症状があった職員が出勤していた。

コロナ感染対策に厳しい方は「まだそんなことも守られていないのか!」とご立腹されるかもしれませんが、私は逆にここまで感染対策が叫ばれている中でも、どうしても解決できない問題があると感じました。

当院では、もちろんマスク着用や手指の消毒は徹底しています。

しかし、高齢者で耳が遠い方は、近寄ってきて大きな声で話したり、わざわざマスクをとって話し出したりする方もいます。

マスク越しの私達の説明も、理解しにくそうです。

医療者や介護者は当然マスクをしていると思われますが、高齢の患者や入所者は、耳が遠いだけでなく、認知症も持っている方も多く、マスクの徹底は困難な場合もあります。

マンパワー不足が蔓延している介護の現場では、介護時の手指消毒の徹底は困難な場合もあります。

咳などの症状があった職員が出勤するのは、出勤した職員の責任ではなく、管理者の責任です。

4回目のコロナワクチンは、医療従事者というだけでは接種できないことになりました。

つまり、不特定多数の方と接する機会の多い、我々医療従事者は、いつコロナ感染するか分からない状況になりました。

また医療機関の管理者はスタッフが体調不良の時は、直ぐに欠勤させることができるように、日頃から潤沢にスタッフを準備しておかなければなりません🤔

医療機関の管理者はスタッフのコロナ感染に耐えうる経営が必要です。