これから本格的な冬シーズンに入るオーストラリアで、直近2年はほとんど流行しなかった季節性インフルエンザの患者報告数が増えています。

すでに過去5年でもっとも多かった2017年のピーク時と並びました。

新型コロナウイルスへの対策が緩和されたことが影響しているとの見方もあり、専門家は、日本でも冬のインフル流行に備える必要があると、警戒をよびかけています。

日本も含めた北半球の温帯地域の流行を予想する場合、まずはその年の夏、南半球での流行がどうだったのかを検討するのが基本です。

オーストラリアでは2020-2021年の2年間の間、インフルエンザの流行状況は極めて低い状態でした。

コロナ対策の緩和だけでなく、この2年間でインフルエンザウイルスに対する免疫をもつ人が少なくなったことも感染者の増加の背景とみられています。

日本でもオーストラリアと同様に、ここ2年間はインフルエンザの流行はありませんでした。

今後、海外からの観光客の受け入れが解禁されていきます。

オーストラリアのインフルエンザ流行を睨みながら、コロナだけでなくインフルエンザの流行にも備える必要があります🤔。