欧米を中心に感染が相次いでいる「サル痘」について厚労省は医療従事者などに対し症状が似ている天然痘ワクチンの接種を検討していることを明らかにしました。
「サル痘」は日本国内で感染者は確認されていませんが欧米を中心に感染が相次いでいます。
厚労省は6月29日、専門部会を開催し「サル痘」に効果があるとされている「天然痘ワクチン」を、今後必要に応じて接触リスクの高い人に接種することを検討していることを明らかにしました。
想定される対象者は入院患者を担当する医療従事者や、サル痘の検査に関わる担当者、保健所の職員などです。
明治42年以来種痘を義務化した結果、天然痘は激減し、昭和31年以降国内の発症はなくなりました。
昭和51年に種痘義務化は中止、昭和55年世界中の天然痘が、撲滅され種痘は廃止されました。
つまり現在45歳前後の、昭和49年以前生まれは天然痘ワクチン瘢痕があり、昭和50年以降生まれの人にはないことになります。
ワクチンを受けているのかどうか、不明の方も多いと思います。
この頃の「天然痘ワクチン」は原則、右腕接種だったので、自分自身の右腕を見て頂くと良いです🤔。