8月2日、政府分科会の尾身茂会長ら専門家有志は、新型コロナウイルス感染者の急増による第7波への緊急的な対応と、通常医療へ移行するための法改正などを含めた対応の、2段階にわたる提言を取りまとめました。

1段階目の第7波への緊急対応として「全数把握」をやめ、入院患者や重症化が懸念される人に絞って情報を収集する新たな仕組みの構築などを打ち出しました。

また保健所の濃厚接触者の特定が困難な場合には、それぞれ一人ひとりが、自らが主体的に判断して感染予防の行動をすることとしています。

2段階目では、感染症法などの改正を行って新たな医療提供体制をつくり、より多くの医療機関での入院を可能としながら、重症患者の治療薬の費用などは公費負担とすることなどを提言しています。

この会見は、YouTubeのAMEBAニュースでLIVE配信されていました。

提言されていることは全て正しいと思えましたが、何かモヤモヤしたものが残りました。

2段階目の提言はしょうがないとしても、1段階目は緊急対応を要するものなので、新たな仕組みの構築という表現ではなく、具体的なことを言って頂きたかったです。

また政府分科会なのだから、会見という形ではなく、政府つまり厚労省に直接提言して頂きたいです。

厚労省がなかなか提言を聞いてくれないので、世論に訴えたのか???