8月5日、厚労省は自民党の会合で、ファイザー社とモデルナ社のオミクロン株に対応するワクチンの輸入を、早ければ9月中に始める見込みであると明らかにしました。
オミクロン株「BA・1」と従来株の二つの株の成分を組み合わせた「2価ワクチン」と呼ばれるタイプで、現在主流のオミクロン株の新系統「BA・5」にも一定の効果が期待されます。
一方、現在国内で使われている従来型のワクチンは従来株を基に作った製品のため、オミクロン株に対する効果は限定的です。
接種対象は、2回の接種を終えた全住民とすることも想定しており、都道府県に準備を進めるよう要請しています。
しかし現在、医療従事者に対して従来型のワクチンが始まったばかりであり、接種間隔の関係で、オミクロン対応ワクチンの接種が、医療従事者が最後となるという皮肉な結果にならないか心配です😅。