厚労省は8月8日、新型コロナウイルスのオミクロン株に対応した新しいワクチンについて、10月半ばから接種を開始する方針を決め、ワクチン分科会で了承されました。
従来株とオミクロン株「BA.1」の二つの株の成分を組み合わせた「2価ワクチン」と呼ばれるタイプで、現在主流の「BA.5」にも効果があるとされています。
対象は1、2回目の初回接種を終えた全ての住民を想定しています。
「ふかつクリニック」では現在、60歳以上や持病を持っている方に遅れて、当院スタッフに対して4回目ワクチンを行っているところです。
8月6日の院長ブログ(https://fukatsu-clinic.com/blog/2022/08/07)でお話ししましたが、このままでは本当に医療従事者の「オミクロン対応ワクチン」接種が最後に行われることになる可能性があります。
ワクチン分科会では「4回目の対象者は新たなワクチンを待たずに接種を進めるというメッセージも必要」など、すっとぼけた意見も出たようですが、説得力はありません。
コロナウイルスは感染力は強めているものの、毒性は減弱してきていており、現在のコロナワクチンは3ヶ月を越えると感染予防効果は低下します。
これらの問題を解決するには、「オミクロン対応ワクチン」の接種間隔を3ヶ月にすべきです🤔。