厚労省は、ファイザー製とファイザー製の「オミクロン対応ワクチン」を、10月半ばから接種を開始する方針を決定しました。
これらの「オミクロン対応ワクチン」は、従来株とオミクロン株「BA.1」の二つの株の成分を組み合わせた「2価ワクチン」と呼ばれるタイプです。
現在主流の「BA.5」に対しては、どの程度のことが分かっているのでしょうか?
🔷ファイザー製
- 従来型のワクチンを3回接種した56歳以上の方が対象
- 「従来型」4回接種と比較し、1か月後の「BA.1」に対する中和抗体価は、1.97倍
- 半分量接種でも1.56倍
- 「BA.4/5」に対する中和抗体価は、BA.1ほどではないが、抗体価が上昇
- 18歳から55歳に関しては、「BA.4/5」に対する中和抗体価の記載はなし
🔷モデルナ製
- 従来型のワクチンを3回接種した18歳以上の方が対象
- 「従来型」4回接種と比較し、28日後の「BA.1」に対する中和抗体価は、1.75倍
- 「BA.4/5」に対する中和抗体価は、有効性を示す
「BA.5」にも効果がある可能性はあるものの、今ひとつ不明といった印象です。
やはり4回目ワクチンの対象者は、今のうち接種しておいた方が良いと考えられますが、接種間隔については慎重に考えて欲しいです🥲。
以下ブログ参照!