9月6日、岸田首相は、新型コロナウイルス対策で、「ウィズコロナ」へ移行するための「全体像」を以下のごとく表明しました。

  • オミクロン株対応ワクチンの接種を今月から開始。
  • 年末年始に備えて山場となる10~11月にかけて、12歳以上を対象に、1日100万回を超えるペースの体制を整備。
  • 感染者の自宅療養期間を、有症状の場合は10日間から7日間に、無症状の場合は検査で陰性が確認されれば7日間から5日間に短縮。
  • 今月26日から「全数把握」の全国一律見直し。
  • 届け出対象は、65歳以上の高齢者と入院を要する人、治療・投薬などが必要な人、妊婦。
  • 届け出対象者以外も新規陽性者の総数は引き続き報告を求める。

ところで、高齢者の4回目接種は主に7月から開始されましたので、接種間隔を予定されている5ヶ月とすると、オミクロン株対応ワクチンが最も必要とされている高齢者には12月からとなります。

よって、10月から始まる1日100万回体制のオミクロン株対応ワクチン接種は、多くのオミクロン感染または隠れオミクロン感染を含む、若年者からとなってしまいます。

より効率的なオミクロン株対応ワクチン計画を望みます🤔。