10月5日、厚労省は「生後6カ月~4歳」の子どもを対象としたファイザー社製の新型コロナウイルスワクチンについて特例承認をしました。
「従来の新型コロナワクチン」は国内では5歳以上が対象で、4歳以下向けが実用化されるのは初めてです。
「生後6カ月~4歳向け」のワクチンは従来株に対応したもので、12歳以上用の同社製の10分の1の量です。
またオミクロン株で有効性を確保するには計3回の接種が必要で、初回接種から3週間あけて2回目を打った後、少なくとも8週間あけて3回目を接種する必要があります。
2021年12月22日の院長ブログで「ファイザー社は、5歳未満を対象にした新型コロナウイルスワクチンの臨床試験の結果、成人の10分の1にあたる量のワクチンの2回接種では、十分な免疫が得られなかったため、5歳未満の追加接種の有効性を検証する」とお話ししましたが、追加接種でやっと有効性が証明されたようです。
https://fukatsu-clinic.com/blog/2021/12/22
しかし、元来、5歳未満の乳幼児のコロナ重症化は稀ですし、コロナウイルスの病原性も下がってきている今、日本で受け入れられるか?疑問があります。
また、しつこく維持し続けているワクチン間隔5ヶ月ルールが、しれっと8週間になっているのも気になります😅。