10月7日、厚労省はオミクロン株に対応した新ワクチンを含む新型コロナウイルスワクチンの接種間隔を短縮する案について、19日に開く専門部会で薬事審査すると発表しました。

追加接種については現在、前回接種から5カ月の間隔を置くことになっていますが、欧米の対応(米国が2カ月間隔、欧州が3カ月間隔)を参考に3カ月間隔に短縮する方向です。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2022/09/10

5~11歳向けの小児用ワクチンの追加接種は、従来通り5カ月間隔を維持するとのことです。

以前の院長ブログでお話しましたが、従来型の4回目ワクチン接種は、重症化リスクの高い高齢者や持病を持つ方は本年6月から、感染リスクの高い医療従事者らは7月下旬から行われました。

接種間隔が5ヶ月だと、よりオミクロン感染に気をつけなければならない、高齢者や持病を持つ方、医療従事者らのオミクロン対応型ワクチン接種は、第8波が想定されている来年以降になってしまいます。

接種間隔を3ヶ月にすることよって、年内に接種を希望する全国民にオミクロン対応コロナワクチン接種が可能になります。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2022/08/07

https://fukatsu-clinic.com/blog/2022/08/09

しかし11月から12月かけて2ヶ月で全国民にオミクロン対応コロナワクチン接種を行い、またインフルエンザワクチンも行うことになるので、混雑は大変なことになるのではないか心配です😮‍💨。