現在、各自治体のオミクロン対応型ワクチンの備蓄は「BA.1」対応型と「BA.5」対応型が混在している状態であり、「BA.5」に切り替える自治体がある一方、先に配分された「BA.1」対応ワクチンを優先して使用する自治体もあり、対応が分かれています。

昨年、河野デジタル大臣がワクチン大臣であった時は、会見などでワクチンこぼれ話を聞くことができ、ワクチンについて不思議なことがある際、ある程度想像することができたのですが、最近は情報が少なく、厚労省から送られてきた分厚い資料の行間を読み取らなければなりません。

資料の中にオミクロン対応型ワクチンQ &Aの一部を抜粋します。

「BA.1対応型ワクチンとBA.4-5対応型ワクチンのどちらのほうが効果があるか。 いずれBA.4-5対応型ワクチンを接種できるようになるのであれば、BA.1対応型ワ クチンの接種は控えたいという住民の方に対してどのように説明すればよいか。」

  • 現時点の知見を踏まえた専門家による検討では、免疫を刺激する性質を比較した場合、従来株と現在流行しているオミクロン株との差と比較すると、オミクロン株の中での種類(BA.1と BA.4-5)の差は大きくないことが示唆されています。
  • オミクロン株対応ワクチンは、オミクロン株の種類(BA.1とBA.4-5)に関わらず、オミクロン株成分を含むことで、現在の流行状況では従来型ワクチンを上回る効果があること、オミクロン株と従来株の2種類の成分が含まれ ることで、今後の変異株に対しても有効である可能性がより高いことが期待されています。
  • そのため、その時点でオミクロン株成分を含む接種可能なワクチンを接種いただくようお願いします。

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