十分なアップをすることなくステージ袖に到着。

そこには出番を控えた各カテゴリーの選手たちが。

各々がポージング練習をしたり、腕立てしたりしていました。

「ここでやるしかない‼︎」

という事で、自分もその場でひたすら腕立て伏せ。

少しでも良く見せようともがきます。

良い感じにパンプアップもして、最後に胸を張って姿勢を正します。

いざステージへ。

 

講習で習ったウォーキングを意識してステージに入場。

ゼッケン①なので先頭で出発です。

緊張のせいか体がうまく動きません。

「会場に知り合い一人もいないから緊張しないでしょ。」

…とか言ってた過去の自分をぶん殴りたい。

 

スタッフに立ち位置を指定され、フロントポーズで待機。

競技中は笑顔でいこうとあれだけ考えていたのに、

「笑顔ってどうやるんだっけ?」という状態。

講習の時に先生から楽しいことを考えてやるように言われましたが、

先生、何も楽しい事は思い浮かばなかったです。

思っていたことは1つ。

「早く終わってくれ〜」ということ。

 

おそらく競技時間は5分もなかったと思いますが、よく覚えていないんですよね。

審査中の記憶がぽっかり抜けているというか。

記憶にございません状態。

ただ、ポージングのコールに対しては体は反応してくれたので、

練習の成果はあったかなと思います。

規定ポーズの審査が終わり、1番不安の残るフリーポーズ審査へ。

あとからライブ配信された動画を見返しましたが、動きに余裕が全くありません。

終始真顔でしたし、フリーポーズから帰ってきてからの立ち位置を間違えるし…

トドメに審査終了後は一礼して退場するのですが、

1人だけペコリと頭を下げてそそくさと退場してました。

早く舞台袖に引っ込みたい気持ちがよく表れてましたね。(イカンでしょ。)

 

バタバタの予選審査が終わり、しばらくして結果が貼り出されます。

無事に予選通過。

(看護師部門の参加選手が全部で3名なのでよほどの事がない限りは落とされません。)

ただ無茶苦茶やってたので一安心。

さぁ、次はいよいよファイナル審査です。