どうも、トレーナスマン☆YOSHIKIです。
新年になり、自身の変化を求めて新たな目標を立てている人もいると思います。
2023年は健康的な身体作りのために筋トレなんてどうですか?
でも、新しい事を始めてもなかなか続かないんですよね〜
始めても3日ボウズだったりする人も多いでしょう。
今回はそんな変わろうとする自分を邪魔してくる
「心理的ホメオスタシス」について書いていこうと思います。
あなたの邪魔をしてくる敵は外部だけとは限りません。
それではいきましょう。
ホメオスタシスとは
まず、ホメオスタシスとは何か?
これは体を一定の状態に維持しようとする働きのこと。
「恒常性」とも呼ばれます。
ホメオスタシスには自律神経・内分泌・免疫の3つのシステムがあります。
外部から様々なストレスが加わり、ホメオスタシスが乱されそうになったときに
この3つのシステムが働いてみなさんの体を守ってくれているのです。
例としてあげると「体温の維持」があります。
気温の変化に関わらず、みなさんの体温は一定のはずです。
寒ければ体を震えさせて体温を上げますし、暑ければ発汗を促して体温を下げるように働いて体温を一定に保ちます。
ここまでが「生物学的」なホメオスタシスのお話。
心理的ホメオスタシスとは
次は今回のテーマである「心理的」なホメオスタシスについてです。
心理的ホメオスタシスとは、
現在の習慣や環境など「現状を維持したい」という心理をいいます。
これは私達の生活や精神に安定を与えるという意味では必要なものです。
しかし、逆を言えば「現状からの変化を嫌う」→「成長(変化)がない」
というデメリットにもなりえます。
変わりたいと思っていても無意識に環境や行動の変化を嫌うため、
そのための行動に制限がかかってしまうのです。
例えば、最近太ってきたからダイエットを始めようとした人がいます。
これまでやってこなかった運動をしたり、毎日食べていたお菓子を我慢したとします。
すると脳はその変化を感知して、
「今のままでも生きていられるんだから、今のままでもいいじゃないか‼︎」
「以前の生活の方が心地良いでしょ。元の生活に戻ろうよ‼︎」
こんな感じでダイレクトに訴えかけてくるわけですね。
この誘惑が強烈で、これに従ってしまうと…
最近太ってきたし、ダイエットのためにジムに入会してトレーニングを始めました‼︎
今年の目標は夏までにカッコいい体になること‼︎
最初はモチベーションも高くて通い続けていたけど、
最近は仕事が忙しいし、疲れて行けない日が徐々に多くなってきたな…
最後にジム行ったのいつだっけ?
いつのまにか普段の生活に戻っていました。
なんてことになってしまうわけですね。
しかし、自分を変えたいと望むのなら「心理的ホメオスタシス」の誘惑を突破しなければなりません。
今回のサムネ画像は
漫画「宇宙兄弟」より南波六太の名セリフです。とても共感できます。