昨日の院長ブログで、国語の小説の問題の本文は、その時代と状況、登場人物の把握、嬉しいのか?悲しいのか?、両方なのか?ざーとチェックするだけで、出題者の気持ち、つまり設問に問われていることに時間をかけるべきであることをお話ししました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2023/06/20

では出題者の気持ちとは何なんでしょう?

今から述べることは、大人になると当たり前なことですが、受験生の年頃では盲点になっているかもしれません。

まず出題者は小説全文を読んでいます。

そしてその小説に対する評価も研究しており、当然、代表的な意見も把握しています。

その代表的な意見が答えの軸になっていきます。

出題者が、その小説の評価の代表的な意見が、よく反映されていると判断した部分が、問題の本文として抜き出されています。

共通テストで、最後の問題として高得点とされがちな設問は、この代表的な意見に添うことが求められます🤔。