昨日の院長ブログで、「速読の技術を身につけて、標準的な参考書を10回繰り返せ!」とお話しました。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2023/08/15

「10回繰り返せ!」は、あまりにも投げっぱなしジャーマンで、昭和時代の「スクワット1万回やっとけ!」と同じになってしまうので、令和時代に即した解説をすると書いたにもかかわらず、全く書いていなかったので、今日こそ書きます😅。

速読とは、全体の枠組みを常に意識しながら、細かい理解は気にせずに読み進める技術です。

参考書の枠組みと言えば、ずばり目次です。

目次を熟読し、まず頭の中に枠組みをつくります。

全体像を意識しながら何度も目次に戻り、今、自分は全体の中でどこの部分にいるのかを常に意識して、あとは理解することは気にせずにざーと読み進めるのです。

https://fukatsu-clinic.com/blog/2023/06/18

例えば数学ならば、整数、図形、方程式、不等式、複素数、三角関数、指数関数、対数関数、ベクトル、数列、微積分、確率統計などの単元を意識し、その概念を説明する公式、その公式の動かし方、それらを使ったパターン問題などを自分の中で枠組みを意識しながら、細かい理解は気にせずに、とにかく1回終わらせます。

2回目、3回目も、分かりにくい箇所はマーキングしながら、なるべく早く終わらせます。

多分4回目くらいから、自分が何を分かっていないかが、少しづつ明らかになっていくのです🤔。